比較的小さな虫歯や神経まで達していないものに対して、白い合成樹脂やインレーと呼ばれる金属等を用いて、虫歯でできた穴を補う処置を施行します。
虫歯は一度治療したら終わりというわけではなく、アフターケアも大切です。日々のプラーク(歯垢)の付着(磨き残し)により、またむし歯になる可能性があるのです。
当院では治療後も約半年に1回のペースで検診をお勧めしております。治療後のメンテナンスをしっかりすることで、虫歯の再発を防ぎ、患者さんが生涯、健康的な歯で生活できるようサポートします。
ダイアグノデントペンは、歯面に655nm のレーザー光を照射することで起こる蛍光反射を測定し、隠れた虫歯や歯の表層のエナメル質の下の虫歯を検出しその状態を数値化します。視診やX線診断に加え虫歯の深さを数値で判断でき、健常歯を保持しながら適切な治療計画が立てられます。
ダイアグノデントは、KAVO(カボ)というメーカーが販売しているレーザーで虫歯の診断を行う機械です。 従来「探針」という先のとがった器具を使用して虫歯の診査を行っていました。しかしこの診査方法だと歯を痛めてしまったり、歯の内部で大きくなった深い虫歯の診査はできませんでした。
ダイアグノデントペンは、歯に当てた赤色レーザー(まったく痛くもかゆくもありません)の反射光を読み取り、数値と音に置き換えることにより歯が虫歯になっていたりひびが入っていたりすると反応する装置です。 視診・触診やX線などによる診断よりも高い確率で初期虫歯を発見することができます。安全なレーザー光を使用するため小さなお子様や妊娠中のかたにも安全に使用することができる装置です。
カリエス(虫歯)検出率90%という高い確率で発見することができます。 当医院では、早期発見早期予防・早期発見早期治療をおすすめしております。 その際に必要なのが「治療の必要な虫歯」なのか「そうでない」のかの鑑別診断です。 虫歯は何でもかんでも治せば良いと言う訳ではなく、虫歯の深さ、広がりにより治療の対象となるのかを判断致します。 視診、触診、ダイアグノデント診断、必要に応じてX線検査を組み合わせることにより、より確実な診断の元治療を進めていきます。
「歯の周りの病」と書いて歯周病。まさに字のごとく、歯には悪さをしませんが歯の周りに悪さをするこわい病気です。
例えるならば、あなたが立派な家(歯)に住んでいたとしてもその家が建っている地面(歯周)が沼地だったら…?歯周病が進行するとまさにこういった状態です。
ちょっとした何かのきっかけでその家が倒壊(歯がグラグラする・歯が抜ける)してしまうかもしれません。
そのような事にならないように歯周病の治療では沼地だった地面をしっかり整備し、頑丈な地盤になるよう、原因である歯周病菌の数を減らすべく、歯石やプラークの除去、マッサージ、ブラッシング指導をおこなっていきます。
また歯周病は「Silent Disease(サイレント・ディジーズ:沈黙の病気)」とも呼ばれ、自覚症状がないまま徐々に、しかも確実に進行していく口腔内の細菌感染症です。口臭の原因ともなりますのでご注意を!
虫歯が大きく進行したり、歯周病がかなり進行してしまい、残念ながら歯の中の神経や歯の根っこの先端(根尖)が痛んでしまった場合、歯の根っこの中(根管)をきれいに洗浄し、お薬を詰めていく処置を施します。根の中の洗浄には少し回数も時間もかかりますが、土台工事なのでしっかりと処置を進めていきます。
もちろんその後はしっかり物が食べられるように歯冠を修復(差し歯・かぶせ物)をしていきます。
歯が欠けた箇所や、根管治療や抜歯などで歯がなくなった箇所を、人工物で噛めるようにしたり、見た目を良くしたりするのが補綴治療です。
治療内容はさまざまで、一般的に『差し歯』と呼ばれている被せ物や、両脇の歯を土台にして人工の歯を橋のように架ける「ブリッジ」などが代表的です。
白いものがいい、丈夫なものがいい、保険が利くものがいいなど、患者さんのご希望に沿った治療方法をご提案いたしますので、ご不明な点はお気軽にお尋ねください。
義足や義手と同じ様に、なくなった箇所に人工の歯をはめこみ、人工歯についた金具やバネを隣の歯に引っ掛けるなどして固定するものが義歯(一般的には 入れ歯)です。
一部の歯が欠損している場合に対応する「部分入れ歯」と、上下どちらか、あるいは上下ともすべての歯を失った場合に対応する「総入れ歯」があります。
金属のバネを使用せず目立たない「ノンクラスプデンチャー」など、他人からは入れ歯だとわかりにくいタイプもあります。
入れ歯はやや大きい装置になってしまうことが多く、異物感、違和感は、やはり避けて通れない部分です。残りの歯の状況や歯茎の状況、噛み合わせ、噛み癖などを調べ患者さんが簡易的に使用できるよう最善の方法を探ります。
乳歯の生え始める生後6ヶ月くらいから、乳歯がすべてなくなり、永久歯が生え揃う12、13歳くらいまでのお子さんを対象とするのが小児歯科です。
乳歯や生えたての永久歯は虫歯になりやすいため、検診で早期に虫歯を見つけることが重要です。
子どもの頃から歯科医院に通い、定期検診を受けて正しいブラッシングを覚えることで、成長してからもより多くの歯を残すことができます。
大人の治療法と基本的に違いはありませんが、良好な永久歯への生え変わりのための予防を取り込み、歯並びも考慮にいれた咬合誘導なども必要に応じて行っています。
また、お子さんにはケガがつきものです。
遊んでいるときなどに起こった歯牙の破折や脱臼、口腔内のケガに対しても、適切な治療を行なっていきます。
葛西ベイサイド歯科医院 では、ただ単に虫歯を治すだけではなく、子供たちに歯科に対する恐怖心が残らないよう、診療ではドクター・スタッフ自身の子育て経験を活かして、お子さん目線に立ったコミュニケーションをとるように心がけています。
乳児期・幼児期・児童期とそれぞれの段階にあったコミュニケーションで、お子さんとの信頼関係を少しずつ築いていき、一人一人のお子さんにあった診療ケアを提供します。また、お子さまの成長にあわせて歯とあごの正常な成長と発達を促し、将来予測される歯の問題を未然に防ぎながら、最善の治療をこころがけております。
歯は体の一部であり、歯を失うことは体に悪影響を及ぼします。
例えば、歯がなくなることで噛み合わせが悪くなり、肩こりになることもあります。また発声が悪くなったり、脳への刺激が低下することで、認知症を起こしやすくなったりするとも言われています。
また、最近では歯周病が脳梗塞、心筋梗塞や糖尿病など色々な病気にも影響を及ぼしていることがわかってきました。
歯が日常生活に及ぼす影響は思っている以上に大きく、一日一日のケアが大切なのです。
歯科治療といえば虫歯の治療、歯周病の治療とばかり思いがちですが口の中やその周囲組織にはいろんな病気が起こります。
親知らずの抜歯、顎の関節、口の中の出来物や怪我などを専門に診療する科が「口腔外科」なのです。
口腔外科で一番ご相談が多いのは親知らずの抜歯です。親知らずは、横向きに生えて周囲の歯を圧迫したり、埋まったままで生えてこなかったりと厄介な存在です。まっすぐ生えてきた場合でも、ブラッシングが行き届かず虫歯になりやすいというデメリットがあります。
親知らずは必ず抜歯しなければいけない、というわけではありません。周囲の歯に悪影響がないと診断されれば、そのまま様子をみることになります。ただし、痛み・違和感がある場合は、我慢したり放置したりしていると取り返しがつかない状態にまで悪化してしまうこともあります。特に日常生活に問題がないケースでも、抜歯が必要かどうかは歯科医院で確認するようにしましょう。
(すべてあてはまるわけではありません)
虫歯や歯周病のほかにも、歯科医院で治療できるお口のトラブルはたくさんあります。それを解決するのが口腔外科です。口腔外科はあらゆるトラブルに対応する診療科です。もちろん必要に応じて他科、他医院との連携も重要と考えております。
※診査診断を行い、精密検査や入院手術が必要と判断した場合は、近くの専門病院をご紹介いたしますのでご安心ください。
一般的に歯科の治療という概念は『痛みを取り除き、摂食や構音などの機能回復を目指す』
ことだと思われます。
しかし、近年は老若男女を問わず、見た目(審美性)も重要視する方が増えてきました。
美しい歯は笑顔をより美しく上品に見せてくれます。
そんなニーズにお答えできるよう、葛西 ベイサイド 歯科 医院 ではさまざまなタイプの歯冠修復物や義歯、インプラントに
対応しております。
オールセラミッククラウン、メタルボンドクラウン、バイブリッドインレーなど
アタッチメントデンチャー(マグネットやO-リング)、 金属のバネがないノンクラスプデンチャーなど
天然歯のような見た目と咬合力を備えた人工歯根
最近、自分の歯が少し黄色くなってきたような…、とお悩みの方
ご自宅で気軽に出来るホームホワイトニング
インプラントは、歯のないところに天然歯と同じように使える人工の歯根(インプラント材)を埋め込んで、しっかりした土台をつくり、その上に人工の歯を装着したものです。歯は事故で抜けたり、虫歯などで失ってしまうと、お口のまわりの美しさを失うばかりでなく、いろいろな障害をおこします。物をかむ力が弱くなったり、それがもとで内臓などに悪い影響を及ぼすようになります。
そこで、長年の研究を経てインプラントが生まれました。
インプラントは「失った歯をもう一度とりもどしたい」という永遠の夢に取り組んだ先進の歯科医療の成果です。
従来の失った歯の修復法である入れ歯のようなズレによる擦過傷・疼痛の心配や、ブリッジのような周囲の歯を巻き込んで削るといったリスクも少なく、まるで天然の歯が生えているようにしっかりとものを噛むことができます。形にもよりますが、入れ歯は天然の歯に比べると約30%、ブリッジでも約70%の力でしかものを噛むことができません。インプラントは100%近い力で噛むことができますので、今まで遠慮していた固い弾力性のある漬け物や貝類、パンなどの粘着性の高いもの、野菜類などもしっかり噛むことができます。また、現在の入れ歯の補助として数本入れるだけで、噛む力が数10%向上します。
治療としては、歯を失ってしまった部分のあごの骨に人工の歯根を埋め込み、そこに人工の歯を装着するといった方法です。顎の骨に埋め込むということだと恐怖心が先にきますが、局所麻酔や神経ブロックをするため痛みのない状態で手術ができます。(感覚は抜歯と同じ程度かそれよりも楽だったとおっしゃる患者さんもいるくらいです)
審美的な面はもちろん、噛む機能が回復することで材質などにこだわらず何でも食べることができるため健康的にも精神的にも向上することでしょう。入れ歯やブリッジに抵抗をお持ちの方は、是非インプラントをお勧めいたします。
ITIインプラント(ストローマン)
• ITI(International Team for Implantology)とは、世界25カ国の生体工学、外科、歯科など各専門分野のエキスパートで構成された、国際的研究チームの略称です。骨整形外科分野で40年以上の実績を持つ、スイスのストローマン研究所と共同でインプラントの開発を行っています。比較的、シンプルな手術方法が特徴です。スイス生まれの日本で最もシェアの多いインプラントシステム。
• 1回法といって1回の手術で終わらせることが可能な代表的なインプラントで患者さんへの負担が少ない。
• 他のシステムと比べ短いサイズがあるので顎の細い日本人には最適で、神経や血管を傷つける可能性が少なく安全。
• システムにおける臨床評価方法が確立している。
医療法人社団 新芽会 葛西 ベイサイド 歯科 医院
インプラントや、歯列矯正をはじめ、全ての歯科治療における治療費及び診査費は医療費控除の対象となりますので、確定申告をすることによって実際の費用負担を軽減することができます。
自分自身や家族のために、1年間に医療機関に支払った医療費の合計金額が10万円を超える場合に、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。(年収によっては10万円以下でも可能)医療費控除は、所得金額から一定の金額を差し引くもので、控除を受けた金額に応じた所得税が軽減されます。
1.納税者が自分自身又は自分と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費である事。 2.その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費である事。
(医療費の合計額※1-保険金などで補てんされる金額)-10万円※2 = 医療費控除額
※2.その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費。
※1.所得金額が200万円未満の人は、10万円ではなく、所得金額の5%を差し引きます。
医療費控除に関する事項を記載した確定申告書を提出してください。
その際、医療費の支出を証明する書類、例えば領収書などについては、確定申告書に添付するか、提示することが必要です。
また、給与所得のある方は、このほかに給与所得の源泉徴収票(原本)も付けてください。
※予防・美容・健康維持増進のためのものは不可。